produced by SHIN−8’s H@US SHIN−8’s H@US(TOP)my ODYSSEYODYSSEY DIY低予算でマークレスグリル加工しますかぁ
低予算でマークレスグリル加工しますかぁ
おれのオデッセイ、リヤのHマークはACURAエンブレムに交換、でもフロントグリルにはHマークが残っているという状態・・・

エンブレムを外しただけでは不格好だし、社外のグリルを買うほど価値もない・・・
んじゃお得意の加工と行きますか!ということでマークレス加工に踏み切った

さてどんな感じになったかな
竣工2003・6
今回の主役
99工房 ケブラー繊維配合パテ
マークを切り取った後の造形を形作るパテにはかなり悩みましたが、これに決定
厚塗りしてもやせが無く、衝撃振動にも強い
また台座への足つきもいい様子
んでこちらが道具(エアツール)です
手前がエアソー、奥がベルトサンダー
ハンドソーやペーパーを用いて手動でやっても良いのですが、エア使って楽しました

必要部材
●ケブラー繊維配合パテ・●発泡塩ビ板・●シリコンオフ・●ホットボンド・●耐水ペーパー(bR00・bU00・bW00)・●エアソー(無ければハンドソー)・●ベルトサンダー(耐水ペーパでも代用可能)・●サンダー・●+−ドライバー・●油性ペン・●マスキングテープ

まずはグリルを取り外す
ボンネットを開けるとグリルの裏に上側2箇所、下側二箇所にクリップがあるので、マイナスドライバーを用いて外し、その後グリルを手前に引けばバンパーから取り外せます。

今回はグリルを購入し、予備の物を加工しました
切取線をマジックなどでマーキングします
写真は黒のグリルだったのでマスキングテープ貼り、その上にマーキング

切取線の位置は、グリルのフィンとマークの盛り上がり部分の入隅とし、強度を持たせるために中央の桁は敢えて残してあります
(下の写真を参照)
予めHマークは外していた方が良いでしょう
強力な両面テープで付いてますが、グリルとの間にスクレパーでも挿入してこじれば剥がれます。
エアソーを用いてカットします
上部も緩やかな盛り上がりが付いてますので、段付き部あたりまで切り取ります

切り取った後の写真です

エッジのささくれ部分などをベルトサンダーでならします
裏側からパテの台座として発泡塩ビ板を貼り込みます
ABS(グリル素材)と塩ビ板の接着なので、接着剤で迷いましたが、若干隙間が出来てしまう箇所なのでホットボンドで行いました(へたな接着剤ではくっつきません)

もしお持ちのようであれば、二液性のエポキシ接着剤も良いかと思われます
ケブラー配合パテを説明書通り、硬化剤と混ぜ合わせます

割り箸などを用意してやると良いかも
かなり黄色いペーストになります
均一色になるまで十分混ぜ合わせましょう

缶に入ったパテだけど、間違っても口に運ばないように(爆)
準備が出来たら盛っていきます
へらでしごきながら隅々まで充填しましょう

パテ盛りでのへらの使い方は、起こすと厚塗り、寝かせると薄塗りです

このパテは硬化時間は一時間ほどで触れるくらいまでになります
ちょっと盛り上がるまで一気に成形します

ケブラー配合だけにざらざらとした風合いです
10
厚塗りしたパテが完全硬化するまで、一週間ほど養生期間をおきます
11 サンダーを用いて面を出します
大ざっぱには木材などを研磨する電動サンダーを用い、細かい部分はベースに巻いた耐水ペーパーで行うと早いです

ケブラー配合パテの面だしが終わったら、くぼみや巣穴などを埋めるため薄付けパテで仕上げていきます(灰色の部分が薄付けパテです)
12 裏も同様、忘れずに行いましょう

この面を出す行程が一番大変な作業です
この時点であまり目立たなくとも、塗装した後でゆがみなどが一目瞭然になります(光の反射で)

いろんな角度から見て、均一で綺麗な面が出ているかを確認しましょう
また削りすぎにも注意
13 面が納得できるまで成形できたら、塗装の足付けのために全体を800番ほどの耐水ペーパーで研磨
その後シリコンオフで脱脂し、バンパープライマーを吹きつけ、サフェーサーで下塗りします

乾燥後、巣穴がないか、パテとグリルの継ぎ目にひびがないか等を確認
巣穴がある場合は再度薄付けパテで成形、継ぎ目にひびがある場合は、PP・ウレタンも接着できる瞬間接着剤で行ってから、薄付けパテで成形
14 その後、ボディーカラーを吹き付け、クリアーを吹いて完成

カラーを吹くときはまずエッジや桁の部分など細かいところを吹き付けた後に、全体を横に一直線に吹くと塗り残しもなくうまくいく

10分をほど養生してから、クリアーをたれる寸前で吹いていくと綺麗に仕上がる
(自信のない方は、何度かにわけてやるのもいいかも)
16 で塗装が乾くまで養生して完成

一週間程度経ったら、コンパウンドで磨けば完璧
17 完成写真

バンパー交換してるときの写真なんで余計なのが写ってるけど(汗)
18 違う角度からも

どう?違和感ないでしょ
やってみてのインプレ!   
総費用(グリルを抜いて)4000円ほどで出来るんで割安感はあるが、同じような形状のグリルがエアロメーカーからも20000円ほどで出てるんで、面倒な方や自信がない方はそれを選んで塗装だけやられてもいいかも

一番大変なのはパテ成形
小学校の時の粘土工作が得意だった人にはオススメ、苦手だった人は買った方が良いかも(笑)

まーおれとしては、安くてもすっきりとしたグリルになったから、満足度は高いけどね

総評 ★★★★☆(78%)

!COUTION!
いろんな方のHPで書かれているため。既にお約束の事柄ですが、このメニューを見られて
施工時及び、完了後に如何なる「事故」・「不具合」が生じても、当方では責任を負えません
行う前には、まずご自身で判断いただき、全て自己責任でお願いいたしますm(_ _)m
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